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香りの種類 その② ~天然の香りの種類と違い〜

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2種類の天然香料とその違い。

「天然香料」も香りを抽出する原材料の違いから大きく2つに分けられます。
・動物性香料
・植物性香料(精油・エッセンシャルオイル)

動物性香料とその種類

車用や部屋の芳香剤として見かけることが多い 「ムスク」の香り。
この「ムスク(ジャコウ)」は動物性香料の最も有名な香りの一つで、インドやネパールなどの山岳地帯に住むジャコウジカの雄の生殖腺分泌物でから得られた香料です。
その他にもマッコウクジラの腸内で出来る結石である、「龍涎香(りゅうぜんこう)」などがあります。

近年、この動物性香料は減少(4種類ほど)しており、市販されているものは化学的に合成されたものが増えているようです。


植物性香料と「精油」

植物性香料とは天然の植物から水蒸気蒸留法や圧搾法などによって抽出された香料(600種ほど)を指します。
「精油」「エッセンシャルオイル」とはこの100%天然の植物性香料を指します。

精油1kgを得るためには、大量の原料植物が必要となります。
バラ(ローズ)の花びら3〜5トン、ラベンダーで花穂100〜200kgが必要となります。
※生産地や条件などによりことなります。
生産状況などにより、香りや製品の価格が変わることも、特徴の一つです。

そのため『天然アロマオイル』や『天然由来香料』と表記されている商品の中でも、低価格で販売しているものは、植物性香料を植物油に少量混ぜたものである可能性があるので注意が必要となります。


なお、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)は精油を次のように定義しています。
※AEAJとは、内閣府に公益認定されたアロマテラピー関連で唯一の公益法人

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。
各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。


アロマテラピーに使用できるのは「精油」「エッセンシャルオイル」だけとなります。

香り商品を選ばれる際の参考にしてみてください。

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