メディアMedia

アロマ市場は製品の多様化と男性市場の拡大

公益社団法人日本アロマ環境協会（略称：AEAJ、東京都中央区）は、2019年7月～9月に、2018年のアロマ市場の構造と市場規模に関する調査を実施。

アロマ市場の今後の展望

「精油配合製品の多様化」

前回調査時に引き続き、精油配合製品等市場が拡大していることから、「より手軽に、簡単にアロマを楽しみたい」というニーズがさらに広がっていることが明らかになった。この傾向は今後もさらに続くと予想される。
 

「男性市場の拡大」

ライフスタイルや生活価値観の変化によって、居住空間（プライベート空間）を充実させたいという男性が増えている流れのなかで、アロマを楽しむ男性も増加傾向にある。都心部では来店者の半数が男性を占めるアロマテラピーショップも出てきており、男性用のアロマ化粧品と合わせ、今後市場の拡大が見込まれる。 

「アロマ空間サービス」市場の拡大

市場規模は20億円で、前回比135％と大きく伸長。
前回調査時に比べ、アロマを空間芳香にとりいれる業界が広がり、ホテルや商業施設だけでなく、一般企業のエントランスや共有スペース、社員のリラックススペースなどでの採用が増えている。

＜出典＞（公社）日本アロマ環境協会(AEAJ)　2019年12月17日　News Release