拡がるアロマ市場②
アロマ市場は多角的展開により活性化
公益社団法人日本アロマ環境協会(略称:AEAJ、東京都中央区)は、2016年6月~8月に、2015年のアロマ市場の構造と市場規模に関する調査を実施。
アロマ市場の今後の展望
「精油配合製品等市場」が大きく伸長
香りを楽しむライフスタイルは着実に浸透しており、ユーザーの裾野の広がりとともに「より簡単に手間なくアロマを楽しみたい」というニーズが高まっている。生活用品に天然の精油を取り入れ、簡単に香りを楽しめる「精油配合製品等市場」が大きく伸長していることからも、そういった生活者の傾向が顕著になっており、今後ますます需要が拡大していくものと思われる。
国産の「和精油」への注目
安心・安全への意識や品質の向上はアロマ市場においても重視されてきており、精油を配合した「オーガニック化粧品」や国産の「和精油」への注目がさらに高まっていくものと考えられる。
「アロマ空間サービス」市場の拡大
まだ市場規模は小さいが、「アロマ空間サービス」が商業施設やオフィスビルからパブリックスペースまで広がりを見せており、さらなる市場拡大が見込まれている。
<出典>(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ) 2016年11月1日 News Release